ジョー・バイデン米国大統領は土曜日のサウスカロライナ州予備選で難なく勝利し、民主党の大統領候補指名を確実にした。
党初の予備選はほぼすべての票が開票され、バイデン氏は得票率96.2%を獲得した。
AP通信によると、同氏は8月の党全国大会に出席する55人の州代議員の支持を得ているという。
同党は共和党と同様にアイオワ州で第1回予備選、ニューハンプシャー州で第2回予備選を実施した。
バイデン氏はサウスカロライナ州で初の予備選を開催するという党全国委員会の決定を主導した。 同州は白人が多いアイオワ州やニューハンプシャー州に比べて黒人有権者の割合が高い。
2020年、バイデン氏はアイオワ州で4位、ニューハンプシャー州で5位となった。 彼はサウスカロライナ州で勝利し、最終的に党の指名を確実にした。
ニューハンプシャー州民主党は全国委員会の計画を拒否し、先月予備選を実施し、バイデン氏が得票率60%以上を獲得した。 しかし、委員会の決定に従わなかったため、勝利は代議員なしで実現した。
これまでのところ、バイデン氏には党内に深刻な競争相手はいないようだ。 同氏は指名を確実にするため、党大会までの各州の予備選と党員集会で勝ち続けそうだ。