トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は、全国地方選挙で同国の最大野党が与党を破り、挫折を経験した。
トルコは日曜日、81の州で地方選挙を実施した。
キャンペーンの主なテーマには、慢性的なインフレと通貨安で打撃を受けている経済や、5万3000人以上が死亡した昨年2月の大地震への対応などが含まれた。
政府系アナドル通信によると、投票率は78%以上だったという。 現地時間月曜日午前3時30分の時点で、全米の投票箱の98%以上が開封された。
市議会選挙では、主要野党である共和人民党が得票率37%以上を獲得し、与党正義発展党の得票率は35%以上で第1党となった。
首都アンカラと同国最大の都市イスタンブールでは、主要野党の現職市長らが勝利を宣言した。
エルドアン大統領は月曜日、与党本部で支持者らと会談した。 同氏は、党が望ましい結果を達成できていないと述べ、自己批判し、欠点に対処することを約束した。
エルドアン大統領の党が被った後退は、景気低迷と地震後の政府の復興努力に対する国民の不満に起因すると考えられている。