ウクライナの考古学者、日本に文化財保存への協力要請

ウクライナの考古学者は、戦争で荒廃した国の貴重な文化財の保存を支援するよう日本に要請した。

インナ・ポティエキナ氏は、ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所の生物考古学部門を率いる。

彼女は月曜日に東京で開催されたシンポジウムで講演した。 ロシアの侵攻により、ウクライナの文化財や施設が被害を受ける。 文化庁などが主催した。

ウクライナの研究所は、土器や人骨など発見された約100万点を近隣諸国に移送する計画を立てている。

しかし、ウクライナには設備も人員も不足しているため、これほど多くの物品を紛失や損傷から守るのは困難だろう。 そこでポティエキナさんは日本に対し、物品の梱包や輸送に役立つ技術的なアドバイスを提供するよう求めた。

正田伸也氏は、奈良国立文化財研究所国際協力室室長を務める。 同氏は、日本には独自の輸送と管理のノウハウがあると指摘した。 正田さんは「地元の人々と協力して支援していきたい」と述べた。

ポティエキナさんは、自分と同僚だけでは多くのことはできないので、同僚の日本人考古学者たちが話を聞いてくれることにとても感謝していると語った。

tim

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