日本の県、ベトナム人労働者の家族向けに新たな健康保険を導入
山梨県当局は5月24日、新保険契約に関するオンライン質疑応答を開催した。 (写真:nhk.or.jp)
日本の山梨県は、より多くのベトナム人労働者を誘致するために、地元のベトナム人ゲスト労働者の家族を対象とした新しい健康保険制度を開始すると発表した。
日本のテレビ「NHKワールド」は、新しい保険制度が6月に申請受付を開始すると報じた。
5月24日、山梨県当局は新しい保険契約に関する質疑応答をオンラインで開催し、県内でベトナム人を雇用する20社以上の企業が参加した。
この保険サービスを利用しているベトナム企業によると、新しい健康保険制度では、ベトナム人労働者の両親や配偶者などの親族は、健康診断や治療費の10%を負担するだけだという。
山梨県の担当者は、労働者に保険を提供する企業に対し、県が一定の金額を補助する考えを明らかにした。
県男女共同参画・外国人ビジネス推進部の入倉由紀子部長は、地元はベトナム人が安心して働ける環境を作り、労働力不足の解決に貢献したいと考えていると語った。