NHKの調べで、日本国内の教員不足がますます深刻になっていることがわかった。
日本の公共放送は全国の地方自治体の教育委員会を対象に、小、中、高等学校および特別支援学校の教師不足について調査した。
このうち、9月時点の最新の教員不足統計が判明したのは43自治体だった。 NHKはこの数字を4月の新学期開始直後の5月の数字と比較した。
その結果、9月時点で43自治体管轄の学校で計2397人の教員が不足していることが判明した。この数字は5月と比較して589件増加しており、わずか4か月で1.3倍に増加した。
地方自治体は、人手不足の主な理由として、育児休暇、産休、病気休暇を取る教師の代わりを見つけるのが難しいことを挙げている。
一部の市当局者は、教頭やその他の事務職員が自ら教務を引き受けることで穴を埋めようとしていると指摘した。非常勤講師の仕事に応募したい人が減っていると指摘する人もいる。
千葉県教育庁は、千葉市を除く千葉県内の学校を管轄しています。教員不足は全国最多の94人だ。同庁の人事担当者は、学習の中断を避けるため、代替教員を迅速に派遣するよう懸命に取り組んでいると述べた。
同氏はまた、同庁がより多くの教師を採用するための方策を引き続き検討すると述べた。