日本の拉致被害者向け短波ラジオが危機に直面


提供:KDDI/時事通信社
茨城県古河市にある山田送信所

東京12月31日(時事通信社)北朝鮮で拉致された日本人向け短波ラジオ「しおかぜ」が、2024年度の施設改修工事に伴う北朝鮮の妨害電波に対抗できず危機に直面している。

ラジオ放送で主導的な役割を果たしている団体は、この状況は「誘拐問題を最優先するという政府の方針に反する」と述べた。

潮風を意味する「しおかぜ」は、北朝鮮関連の可能性がある日本人失踪事件調査委員会が主に運営し、2005年に放送を開始した。 拉致被害者ご家族からのメッセージや国内外のニュースを掲載しています。

ラジオは北朝鮮からの妨害電波により常に妨害されている。 しおかぜは2019年から対策として2つの周波数を使った二重放送を実施している。

しおかぜの送信基地は、KDDI株式会社の山田送信所にあります。 茨城県古河市。

同局の送信機は設備の老朽化などを理由に、現在の7台から2台削減される。 作中にデュアル放送ができない期間がございます。

KDDIを海外ラジオサービスの拠点として利用している日本の公共放送であるNHKは、送信機関連の作業は2024年度下半期から最大10カ月かかると発表した。

「建設中の一定期間、しおかぜは単一周波数で放送される予定だ」とNHK(旧日本放送協会)関係者は語った。

松野博一官房長官は、拉致問題に関する国会特別委員会の会合で「(しおかぜは)一時的に単一周波数サービスとなるとしても、2周波数システムを維持するための作業が必要であると認識している」と述べた。 12月4日。 、2023年。

これとは別に、内閣官房関係者は一時的とはいえ「妨害のリスクがこれまで以上に高まる」と懸念を示した。

広いエリアをカバーできる短波ラジオは、緊急時に他国に情報を伝達する強力な手段となります。 同時に、ステーションの送信機の数はさらに削減されることが予想されます。

調査委員会関係者は「短波放送は危機管理において重要な役割を果たしている」と述べた。 「政府は国家予算からの資金で送信機を製造することを検討すべきだ。」

tim

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