兵庫県姫路—清元秀康・姫路市長は、外国人観光客に日本人観光客の6倍の姫路城入場料を徴収する計画だと述べた。
世界文化遺産である城への入場料は現在、18歳以上1,000円(6.35ドル)となっている。
「姫路城は観光客がわずか7ドルで入場できる唯一の世界文化遺産です。 そのため、手数料を外国人には30ドル、地元住民には5ドル程度に設定したいと考えています」と清本氏は6月16日、姫路で開催された世界銀行主催のリスク理解グローバルフォーラムに関連したイベントで述べた。
この発言は波紋を呼び、市長は17日夜の記者会見でさらなる説明を行った。
「城の状態を維持するには多大な費用がかかるため、外国人観光客と地元住民に異なる料金を導入することを検討している」と同氏は語った。 「30ドルになるかどうかなど、正確な金額はまだ決まっていない。」
姫路市は約10年ごとに城の入場料を見直している。
市長によると、市政府は手数料について議論を始めたばかりで、改定の可能性は早ければ2025年度までに実施される予定だという。