岸田文雄首相は日曜日、東北の病院を訪問し、現地の医療サービスの現状を直接聞いた。

岸田氏は、山形県酒田市の日本海総合病院で、健康保険証にマイナンバーを一体化した社会保障・税身分証明書の活用で職員数を削減した受付業務を視察した。

岸田氏は記者団に対し、より良い医療サービスを提供するには健康保険証機能付きマイナンバーカードの利用を増やすことが重要だと述べた。

政府はマイナンバーカードへの一体化を進め、既存の健康保険証を今年12月に廃止する予定だ。

しかし、統合型カードの利用率は4月に6.56％と依然として低い。

岸田氏は、政府はカードの利用が増えた病院に経済的給付を行うとともに、国民の利用を促進する措置を講じる方針だと強調した。

日本海総合病院は、政府の関連プログラムの一環として業務効率の向上に取り組んでいます。

岸田氏は職員らから病院の取り組みについて説明を受け、「患者の視点で地域の医療体制を効率的、効果的に進めていきたい」と語った。 »