ビジネスと人権問題に関する国連委員会は、昨年日本で行った初の調査結果を国連人権理事会に報告した。
国連ビジネスと人権作業部会は水曜日、ジュネーブでの人権理事会の会合で報告書を発表した。
同グループは報告書の中で、以前はジャニーズ事務所として知られていた事務所と契約した数百名のタレントが関与した性的搾取と性的虐待の申し立てを「引き続き深く憂慮している」と述べた。
虐待行為を行ったとされる芸能事務所創設者のジャニー喜多川氏は2019年に死去した。
報告書は、同庁が支払った補償金は「被害者のニーズを満たすにはまだ程遠い」とも付け加えている。
報告書では、給与や管理職への昇進における男女格差、福島第一原子力発電所の解体・除染作業に携わる労働者の賃金や医療費、アニメ業界の長時間労働などの問題にも言及している。
同団体は、日本に独立した人権団体が存在しないことに懸念を表明し、補償を促進するためにそのような団体の創設を勧告している。
同作業部会のロバート・マッコーコデール議長は人権理事会の会合で、「日本には組織的な人権課題」があると述べた。
同氏は、タスクフォースは救済策へのアクセスの持続的な不足に緊急に対処するために政府と民間部門の取り組みを強化する機会を特定したと述べた。
北川さんの被害者とされる一人である二本木昭正さんはセッション中にビデオメッセージを送り、子どもたちを守る必要性を強調した。
二本木氏は、「性的暴行の被害者はもはや無視され、嫌がらせを受け、沈黙することはできない。 »
同グループは来月初めに日本で報告書を発表する予定だ。