台湾の次期総統頼清徳氏は選挙勝利の翌日、日本の高官らと会談したが、これは同氏が日本との関係を強化したいという願望の表れである可能性があると観測筋は指摘している。
頼氏は日曜午前、台北の民進党本部で訪日中の日本台湾交流協会の大橋光夫会長と会談した。 同協会は事実上の日本大使館としての役割を果たしている。
頼氏は、元旦に石川県と周辺県を襲った大地震により死亡または被害を受けた犠牲者に哀悼の意を表した。
大橋氏は、台湾国民を代表して表明した頼氏の同情に感謝の意を表した。
次期総統は、日本は台湾にとって非常に緊密な民主的パートナーであると述べた。
大橋氏は、日本人は二国間関係の重要性を理解していると答えた。 彼らは、これらの関係を新たなレベルに引き上げるために努力することに同意した。
頼氏はまた、日本と台湾の貿易を促進する超党派の議員グループを率いる日本の主要与党、自民党の古屋圭司氏とも会談した。
頼氏は経済・文化交流がさらに深まることへの期待を表明した。
黎氏は土曜日の大統領選挙で野党候補2人を破り、得票率40%を獲得した。