日曜日に発表された共同通信社の世論調査によると、日本の岸田文雄首相の内閣支持率は2.4ポイント上昇して24.6%となった。
この結果は、岸田首相の指導力に対する国民の不満が続く中、昨年11月以来9回連続で岸田内閣の支持率が30%を下回っていることを意味する。
土曜から2日間実施された全国電話世論調査によると、岸田内閣の不支持率は60.7%となり、6月の62.4%より1.7ポイント低下した。
岸田氏の与党自民党を揺るがした政治資金スキャンダルを次の総選挙で投票する際に考慮するかとの質問には、73.3%が「そう思う」と回答した。
自民党の不人気を背景に、回答者の51.2%が次期総選挙で与党が獲得する衆院議席数が野党の獲得議席数に近づくことを期待していると回答した。
世論調査ではまた、回答者の74.2%が、政府が6月に導入した所得税と住民税の4万円(254ドル)の減税が、コスト上昇の状況下で双方の利益を得るのに役立ったとは考えていないことも明らかになった。
2024年6月4日、沖縄県南部の夏の「かりゆし」シャツを着て、東京の首相官邸で閣議に出席する準備をする岸田文雄首相(中央)。 (共同)==共同
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