ヨーロッパのトップ外交官、ラファでのイスラエルの攻撃計画に懸念

欧州連合の外交政策責任者はイスラエルに対し、140万人以上が避難しているガザ地区南部のラファで軍事行動をとらないよう呼び掛けた。

ジョセップ・ボレル氏は土曜日、ソーシャルメディアへの投稿で、ラファでの攻撃は「すでに壊滅的な人道状況を悪化させる」と述べた。

イスラエルがラファへの空爆を継続し、ハマスを壊滅させようとしているとして地上攻撃を開始する用意があるように見えることから、国際的な懸念が高まっている。

国際人権団体とNGOは共同声明で「ラファでの悲痛な展開に遺憾に思う」と述べた。

また、「イスラエルが計画されている地上攻撃を開始すれば、さらに数千人の民間人が殺害されるだろう」と述べ、軍事計画の即時中止を求めた。

土曜日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は攻撃を継続するとの約束を繰り返した。 同氏は、イスラエル人にラファで活動するなと言う人は本質的に戦争に負けろと言っているのと同じだと述べた。

多くの人々がガザ北部および中部から逃れた後、最後の手段としてラファに避難している。

北部の都市ガザから家族とともに避難している男性は、極寒の中でテント生活を送っていると語った。

同氏は、家族の安全を願うだけだが、紛争のさなかに安全な場所はないと付け加えた。

tim

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