バイデン氏、米大統領選から撤退

ジョー・バイデン米大統領は11月の大統領選挙から撤退する意向を表明した。 同氏は、民主党の大統領候補となるカマラ・ハリス副大統領に「全面的な支援と支持」を与えたいと述べた。

バイデン氏は日曜日に自身のXアカウントで発表した。 同氏は、自身が「身を引いて」残りの任期を大統領としての責務を果たすことに専念することが党と国の「最善の利益」になると信じていると書いた。

バイデン氏は、今週後半に自身の決定についてさらに詳しく国民に話す予定だと付け加えた。

先月末、共和党のライバル、ドナルド・トランプ氏とのテレビ討論会でのバイデン氏の不安定なパフォーマンスを受けて、民主党内ではバイデン氏への選挙運動を放棄するよう求める声が高まっている。

バイデン氏は民主党候補者を選ぶ選挙戦ですでに州代議員の票の90%以上を獲得していた。 同氏は8月中旬の党全国大会で指名受諾演説を行い、党の正式な候補者になると予想されていた。

バイデン氏の撤退により、党の候補者を選ぶ過程で約4000人の州代議員が独自の判断で投票できるようになるとみられている。

再選を目指す現職大統領が選挙活動を放棄するのは56年ぶりとなる。 これを行った最後の大統領は1968年のリンドン・ジョンソンだった。

tim

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