Respond

施設費について

資金的な問題

経営マーケティングをすることで、どんな事業内容にすればより成功へと近づけるのか、綿密な調査をすればするほど社会で何が求められているのか、見えてくるもの。今回のテーマとしてあげているフィットネスクラブについて言えば、利用しようと考えている人々がどんな運動をしたくて訪れているのか、また彼らがフィットネスクラブに対して何を求めているのか、なんてことにも注目していく必要がある。そう簡単に話が進むのであればそれに越したことはないのだが、世の中簡単に物事が進むほど甘い作りをしているわけではないと、経営者として立ってみると痛いほどに痛感させられる、そんな経験をオーナー初心者だった方々はその骨身を持って思い知らされているはずだ。

要するに、資金的な問題だ。会社を運営する側の人間になってみると、なんて境遇は除いてもお金があればこんなに苦労なんてするはず無いのに、と言った経験則は誰にでもあるはず。これが1つの集合体を機能して、成長させていくことを目的としながらも自分の生活に深く関係しているとなったら、最早死ぬ気で頑張らないと生活していけないなんて事になってしまう。

フィットネスクラブの経営をこれからしていこうと考えている人もいるが、そんな人達も必然とクラブ運営をしていくためにはそれなりに用意しなければならない資金額というものは、ある程度示されている。これだけ稼げたらも遊んで暮らせていけるよね、的な額だ。まぁ1回の働きでこんな金額を叩き出せるのは世界的名を馳せている有名起業家位だろう、日本にはまず存在していないと思うその学徒はどのくらいなのかだが、具体的に言うと『1,500万円』というフィットネスクラブ経営をしていくための『初期費用』がこの値段となっている。

初期費用の大きさ

簡単に言ってしまえば1,500万円を株として投資するようなものだ、フィットネスクラブを経営していこうとしたらこのくらい用意しないとまともに機材や必要な道具などを取り揃えられないと言われている。勿論規模によって多少なりとも前後するかもしれないが、それでも機材となったらこのくらい用意しておかないとダメな場合もあるので注意されたし。

ただこの値段は、あくまでフィットネスクラブを経営していく上で重要とも言える機材『だけ』の値段となっており、ここからさらに施設内の内装費やそれに伴う諸費用だけでも200万円近く掛かるというから、最低でも用意しておきたい初期費用として『2,000万円』近くあればなんとかなるだろうと言える。

しかしだ、これら機材を購入して内装も行い、フィットネスクラブとして運営していくとなった時にだ。オーナーが現場に出てトレーナーとして活動するなど出来ればいいが、体の良い素人が起こした場合には必要最低限の人件費を出費しなければならない。払いたくないなどという理屈は通用しない、売上を管理する経理の人間を始め、受付を担当する人、またトレーナーとして運動をサポートしていく人、さらにオーナーという最低限4~5人は必要となる。当然だが、この人数は小型店の場合に限ってのこと。中型店の場合は資金にしても人材にしてもその倍、大型店になれば更にそれ以上といったように増やしていかなければならない。

一部ではフィットネスクラブは初期費用は掛からないなどと言われているらしいが、誰がそんなデマカセな情報を流したのだろうと思いたくなる。現実は甘くはないが、その後の運営においてもやはり維持するにも、お金が必要になる。

従来のフィットネスクラブより

通常、想像すると思う従来のフィットネスクラブはトコトンお金がかかる、それも大きくなれば大きくなるほどだ。大きさに応じて資金も増えるというのだから、経営者となったらその問題をどう解消するかが手腕の見せ所だ。それこそ先に紹介したように経営戦略として展開する店舗の地域情報を仕入れて、どんな風に商業していくかも命運を左右する。ただ一極的にフィットネスクラブは成功しやすいなどという理屈が通じる世界ではない。

そう信じられているのはフィットネス業界の市場の大きさにも関係しているだろう。とりわけ、現代人は運動をする機会を歳を重ねるごとに失っていくため、クラブを利用して手頃に運動ができることを喜んでいる人も多い。そうした背景事情があるからこそ成功する可能性が高いと睨んでいるのかもしれないが、実際には経営するにあたっては戦略と資金という二つの課題をどう解消していくかが重要となってくる。